小学生「ナイフで切られた」→木の枝でした。事前に小学生が男を無断撮影しようとしたと判明
埼玉県坂戸市の公園で、2日、市立千代田小学校から「5年生の男女児童がナイフで切られた」と警察に通報があり、児童らは「男が光るものを持っていた」などと説明していましたが、男が持っていたのは実際には木の枝で、直前に男の写真を撮ろうとしてトラブルになったとみられることが分かりました。
小学生は、公園のベンチで寝ていた男を携帯電話で撮影しようとしたところ、トラブルになり、枝を振り回してきたと話しているということで、警察はさらに詳しいいきさつを調べているということです。
小学生側にも問題があったようですが、襲われた際に児童の腕に引っかかれたような跡がついており、男が振り回した木の枝が児童に当たった可能性が高いということです。
2013/07/02
【時事ドットコム:小学校近くに刃物男=児童2人の腕に痕、けがなし−埼玉・坂戸】
同署によると、同校から約430メートル離れた同市千代田の公園で同4時半ごろ、遊んでいた同校5年の男子児童(11)と女子児童(10)に、園内にいた男が無言で近づき、それぞれの腕に刃物のようなものを押し付けた。【埼玉・坂戸市、"刃物男"に児童2人襲われる - YouTube】
2人は自転車で同校に駆け込み、話を聞いた教頭が通報した。男はほかに木の枝のようなものを持っていたという。
男は40歳ぐらいで、眼鏡をかけ上下黒っぽい服装だった。児童らとは面識はなかったとみられる。
2013/07/03
【児童が公園ベンチで寝ていた男を撮影しトラブルか 埼玉・坂戸の刃物騒ぎ - MSN産経ニュース】
県警によると、事件は2日午後4時半ごろ発生。坂戸市千代田の「千代田公園」で遊んでいた市立千代田小5年の男児(11)と女児(10)が、男に刃物のようなものを腕に押しつけられたと通報があった。【男が持っていたのは刃物でなく木の枝か NHKニュース】その後の捜査で、事件直前、公園内の東屋のベンチで寝ていた男2人と、児童らがトラブルになっていたことが判明。児童らが携帯電話で男らの姿を撮影して逃げ、再び現場に戻ったところ、男1人が怒って木の棒を振り回したという。
県警によると、児童らは「男が光るものを持っていた」などと説明。刃物の所持は明確に確認されておらず県警は悪質な通り魔事件などではないとみている。
警察によりますと、その後、小学生から詳しく話を聞いたところ、男が持っていたのは刃物ではなく、木の枝だった可能性が高いことが分かったということです。【朝日新聞デジタル:腕けがの児童、木の枝が当たる? 埼玉・坂戸 - 社会】
また、小学生は、公園のベンチで寝ていた男を携帯電話で撮影しようとしたところ、トラブルになり、枝を振り回してきたと話しているということで、警察はさらに詳しいいきさつを調べています。
県警によると、2日午後4時すぎ、公園の東屋(あずまや)のベンチで寝ていた男2人に、5年生の男女3人が近づいた。女児が携帯電話で写真を撮ろうとしたのに気づいた男が怒って児童らを追いかけた。3人はいったん逃げた後、ベンチに戻ったところ、男の1人が枝を振り回し、児童2人の腕に当たったとみられる。児童は男について「以前も公園で見たことがある」と話しているといい、県警は所在を捜している。