せっかく投票に行っても白票を投じたら投票所に行っただけであって、選ぶことを放棄したことに変りないよね?

毎回、選挙時期になると「支持者や支持政党がない場合は白票を入れよう」「白票でもいいから投票に行こう」という話が持ち上がりますね。

「選挙には行ったよ。白票だけど」って、落語の噺だけでいいんじゃないですかね。

二十代が白票を投じれば、街宣車は沈黙する - わかりやすさを、コーディネート二十代が白票を投じれば、街宣車は沈黙する - わかりやすさを、コーディネート
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「白票にも意味がある」というのは、投票した人の年齢などの記録が公表される以上、『白票は「自分たちの納得できる政治家(あるいは政党)が無い」』という意思表示になるという論理なのですね。

ただ、「白票」は「無効票」に変りなく、特定の人を指示していない以上、
指示しない人が当選する可能性もあるわけですね。
また、特定の支持者がいないけど、選挙後に当選した政治家がひどい政策をしたとしても、白票を入れた人が批判するのは、ちょっと違うような気がします。

ともあれ、これだけ同じような政策の政党が乱立している状況では、
どこの誰に投票すればいいのか悩むのも事実です。

先日、テレビで「政党に惑わされないような人に投票を」としながら、
「どんな人が惑わされない人ですか」と聞くと、「それが難しいんですよね」と答えているアナウンサーがいました。

それでは私は、今までに選挙時に実効出来ない話をしたり、「必ず◯○する」「絶対◯○しない」と言っていたのに当選したら約束と違うことをしたり、これまで実績も経験もないのに方法を示さなかったり工程を示さない政党や政治家には投票しないことにしよう。*1

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*1:投票できる政党や政治家がいないってことだね